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ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
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11月10日(土) 《吾妻光良session》 JIROKICHI


セッション解禁で、10月のホトケさんに続き、これまた久々に吾妻さんからのお召し。
吾妻光良セッション…バッパーズ・リズムセクションとご一緒させていただくのは3年ぶり。ソウルか?いや、このメンバーでソウルはないな(笑)。
もちろん嬉しいのは嬉しいのだが、今回はかなり選曲に悩んだ。

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●11月10日(土) 《吾妻光良session》
 吾妻光良vo,g、 牧裕b、 岡地曙裕dr、早崎詩生pf  ゲスト:LEO(vo)
  open : 18:30~ /start : 19:30~  \2,700
  高円寺 JIROKICHI tel: 03-3339-2727
  杉並区高円寺北2-3-4高円寺ビルB1
  http://www.jirokichi.net/
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 吾妻さんたちの音楽は大好きで私ももちろん大ファンなのだが、実は、その音楽性は、普段 私が馴染んでいるあたりのものとはかなりかけ離れている、と常々思っている。

 ソウルとかブルースでの私の歌は、どちらかといえばフロントである私がどんどん踏み込んでバンドを引っ張っていかなければならない形。かなり強引なスタイルである。一方で、バッパーズ(リズセク)のゲストとなれば、昔のビッグ・バンド・スタイル。ゲストの女性歌手は、呼び出されて出てきたら、そのバンドの音に乗って清楚に可憐に粛々と歌うのが世の王道、スジっていうものであろう。“ビッグ・バンドのお抱え歌手見習い”の私としては、このへんのスタイルがかなり苦手なところ。最後にご一緒させていただいた時に、その違いをはっきり感じて惨敗感に悩んだのだった。さらに、最近、特に強くソウル回帰している私としては、リズムの押し出しもますます強引に、アクも強くなっているのだ。うーん。どうしよう。

 ふと、吾妻さん、ということなら、シャッフル物のブルースもアリかも?と思って、予備的にこっそりとそのような選曲候補も打診してみたが、 『せっかく女性歌手を呼ぶのに、この手のブルース物はいかがなものか』 と難色(?)を示されあえなく却下(大笑)。ということで、これまでお世話になった曲に加え、現在tribeで手がけているNina Simoneの曲も“借り出して”来て、比較的バンドを引っ張らずにすむ軽めの内容を揃え、できるだけ女らしいジャズ・ブルース系の曲でまとめるように努力することにした。といっても私の守備範囲ではたかが知れているな。うひゃひゃ。どうなるのか楽しみです。完敗したらごめん。でも、これまた久々に仕切り直し、ということで、心新たに挑戦させていただきます。(2007.11.8)

【追記】 (2007.11.9)
と、バタバタしているところへ、バッパーズ恒例 「メンバーへの回覧通信」 で、衣装の指令が配信されて参りました。う。かたじけなくも、かなり絵を整えていただけるとのこと。
ディナー・ショーになるのか!? ホントに??? げ。






吾妻光良セッションといえば毎度のことでしょうが満員御礼。単なるゲストの立場ではありますが、私からも、ご来場いただいた皆さま、小雨の降る中、お運びいただきありがとうございました!

さて、楽しみにしつつも私にしては久々にかなり緊張して迎えた1日。
なぜなら、このメンバーの皆さま、日頃、個人的には非常に気楽にお付き合いさせていただいている間柄ながら、音を合わせるのは久しぶり。で、その音の感触っていうものをすっかり忘れてしまっていたからだ。というのも、フル編成のバッパーズでお世話になったのは3年前のことではあるが、リズセクのみというのはもうかれこれ8年前のことだったから。当然のことながら、サウンドは全く違う。どんな音だったっけ。吾妻さんはもちろんあの音だし、早崎さんもかなり叩くよね。岡地さんのドラムはアレだし、牧さんのベースはこんな感じ…。個々の人のイメージはあるのだが、合わさった音が思い浮かばない。サウンドがヤワじゃないのは確かだったとして、どのくらいの太さ/細さ、重さ/軽さ、硬さ/柔らかさ、湿り気/乾き具合、浮き/沈み具合…????。一応、コード譜は事前に提出したものの、私の場合、バックのサウンドによって各曲のキーの設定はかなり変わってくるし、自分の歌がそこにどんな色合いで乗るのか、具体的なイメージが全く作れないまま、当日ぶっつけで、という状態だったからだ。

そして、もちろん、もっと根本的に心配だったのは今回のコンセプト。まあ、もともとソウルはあり得ない、とは思っていたが、ブルース曲もことごとくはじかれる(爆)という苦難の予備選抜を乗り越えて、私がようやく曲を絞り込んで曲のサンプルを提出した時点で、吾妻さんの頭の中で、『ニーナ・シモンっていえば、50年代のジャズクラブだろ、お客様の何人かはディナー食ってんだろ。』というステージ構成がくっきりと浮かんだらしく、『全員、蝶ではなく長いネクタイ着用のこと。そして、早崎さんは赤シャツ、牧さんは白シャツ、岡地さんは黒シャツ、私が緑シャツ、の様な図柄が綺麗かと…』というところまで外堀は埋まっていた。…ディナー・ショー…(汗)。一体、ワタシはどう振舞えばいいの??? とにかく、この日の合言葉は、『はしゃがない。暴れない。大きな声を出さない。』
 
折悪しく、ちょうどその3日前に、会場も同じJIROKICHIでEbony Soul Revueのライブで暴れたばかり。それこそ、私の歌は、まさに“アタシに付いて来い”タイプになっている。ソウルのような音楽にとって、それはそれでフロントとして必要な役割だと思ってはいるが、それをしてはいけない場合もある。何事もTPOが大切。なぜなら、私のために音楽があるのではなく、その時の音楽のために私があるべきなのだから。
ということで、2日間で、『8ビートは無しよ。ゴリゴリのシャッフルも無し。次は軽めに、4ビート、4ビート、4ビート…』と、唱えながら必死でモードチェンジして、何とか頭の中でイメージだけは作ったものの、実は、実際の仕上がりが果たして目的にかなうものになるのかすごく心配で、家を出る直前には風邪の熱が再びぶり返し、いっそのこと、このままトンズラしようか、という考えが頭をよぎったほど。ま、根が真面目で小心なので、ちゃんと指定通りの時間には行きましたけどね。

リハで、まず起こった問題は、案の定、キーだった。やっぱりねえ。温かくはあるけど思ってたほど柔らかくはなく、私の想定以上に太く倍音の強いサウンドだったということだ。私のイメージで言えば、中身のしっかり詰まった木でできてる大きな立方体っていう感じかな。いつもよりは少し高めにキーを設定しないと、声が埋もれてしまう。ということで、現場でキーの変更をお願いせざるを得なかったのが2曲、リハ時間に余裕がなかったので今回はそれでよしとはしたけど、次回は変えるべき、と密かに思った曲が2曲(笑)。そして、もっとヒドイのが、私の転調勘違い。Teach Me Tonightという曲、ダイナ・ワシントンがお好きな吾妻さんのために、私が普段聴きなれていないそっちのテイクをサンプルとして提出したのだが、そこに魔の転調が。というか、どこをどう間違ったのか、全音上がるべき転調を私はなぜか半音上がりだと勘違いしていて(自分で曲を出したくせに)、半音転調を覚え込んでいたのだ。いきなり、思いっきり、踏み外しました。当たり前だ(笑)。その転調部分だけのおさらいだけで数回、お時間を割いていただくことになってしまった。本当に出来の悪いお抱え歌手見習いで、お手数とご心配をおかけいたしました。皆さんが温かく忍耐して下さるので、なおさら申し訳なくって。

さて、“ディナー・ショー”仕立ての曲順。これまた、ソウルとかブルースなら、いつもあっという間に決められるのだが、この日はリハが終わって音を確かめても、流れのイメージがつかめない。ので、私の登場の仕方とそれに続く1曲目、最後に締めたい曲だけまず決めていただいて、『その他、大まかにご希望は?』と伺ったら、早崎さんが、『緊張するものを先にやっちゃって、だんだん楽になるのがいいなあ…』。かしこまりました。オドオド始めて、だんだん自信つけていく、っていうやつですね。(爆)
『ところで、ちょっと曲数多めに出したんですが、全部やると多すぎませんか?どれか曲削りません?』。すかさず、吾妻さんが 『いやっ。全部やる!もったいないっ!』。さすが自他ともに認めるケチ的な表現で笑った。

本番。湯川さんのpercも加え第1部はメンバーの皆さんだけで。全員平服で、ここではディナー・ショーの予感は微塵もない。うーん。アップの曲が多くて、すごい爆走感。ここらへんは私の音楽性とは正反対。音楽ってやっぱり明らかに性格を反映するものだと思って一人楽屋でにんまりしつつ、おっといけない、この間に曲順書いて、衣装に着替え。
そして、私の出番。第2部丸々全部。メンバーの皆さんも、ここで色シャツとネクタイにお色直し。暑がりの岡地さんにまで、長袖にネクタイを着用していただき恐縮です…。
かの転調も無事だったし、細かいことは抜きにして、最初の方は、ぎりぎり何とか“ディナー・ショー”だったんではないでしょうか(笑)。特に、3曲目の I Want A Little Sugar In My Bowl、吾妻さんが 曲が終わった直後のMCで、『おおっ。オレたちにも、こんなに小さい音でオトナの演奏ができるんだなッ。こんなの初めてだなっ!』と自画自賛してたように、本当に美しくやさしく気持ちのよい仕上がりで、この日の宝物。ありがとうございました。そして、続く4曲目のExactly Like You。この曲は皆さん慣れているというし、全員気を良くしていい感じで始まり1コーラス歌ったところで、吾妻さんのソロ。最初はよかった。でも後半、いきなり、妙なブルーノート・スケールが混じり込んだと思ったら、いきなりベキベキベキベキッ!
うへっ。完全に約束違反のブルース・フレーズだ(大笑)。しかもリハの時からあれだけしつこく全員にオトナの演奏を命じていた親方その人が。そこまでこらえていた私も、この音一発で一気に頭が吹っ飛んで火がついてしまい、ソロ明けのサビ歌は、いきなり威勢のいいモードになっていました。以後、各ブルース・バラードとも、良いムードではありましたが、音量がぐんと落ちることは二度とありませんでした。哀れディナー・ショー、わずか3曲プラス1コーラスであえなく終了。

さて、早崎さんの的確な判断通り、曲はどんどん楽になっていく。最後のMama~まで来た頃には、完全に楽勝ムード。私といえば、ご指示通りわざわざあんなにゴージャスなドレスを着ながら、結局、いつものように暴れる、という気持ちのいいことになってしまいました。あー。スッキリしたっ!
ちなみにアンコールは、私が事前に『他のジャズの曲とは並ばないと思いますけど?』と進言したにも関わらず、なぜか吾妻さんが執拗にやりたがっていた(笑)、Ride Your Pony (Lowell Fulson のTramp風味)。もうここまで来たら、最初のお約束も何もあったものではありません。全員のびのび。さらに、もう1回のアンコール。ここは、さすがに私抜きで、皆さんで締めて頂く方がいい、とご辞退したけど、『 オイっ。You Don't Have To Go、やるぞっ!』と言い捨てて、さっさとステージに戻っていく吾妻さん。予備選抜の段階であんだけバッサリ切ったはずなのに、なーんだ。やっぱり、結局、そうなんじゃん(苦笑)。しかも、この曲、オリジナルは Jimmy Reed のドロリとした曲だけど、私は Barbara Lynn テイクが刷り込まれているので、かなり威勢がいいところは、このメンバーにはぴったりかも。ディナー・ショーの記憶もはるか彼方に、ガッガ、ガッガ、ガッガ、ガッガと、大音量で。やっぱりこのメンバー、ここらへんの曲はすごいね。うはは。すごい押しと音圧で実に快適。終わりよければすべてよし。めでたしめでたし。これぞ、吾妻さんの言う“やり逃げ”ってやつ(爆)。

色々とお世話になり、お手数もおかけしましたが、いゃあ、リハから打ち上げまで、すごく刺激的で楽しい1日でした!私の音楽にとっては もちろん大収穫。しかも笑い通し。
メンバーの皆さま。本当にありがとうございました。ふつつか者をよくぞここまで面倒見て下さいました。精進いたしますので、またいつか、ディナーショー開催の折は、是非またご用命下さいませ。
そして次回は、何とか6曲目ぐらいまではディナー・ショー・モードで辿りつけますように。


ところで、この日のもう1つの私の密かな挑戦は、少なくとも前半のジャズの曲は、なるべく身体でリズムをとらないように沈静し微動だにしない姿勢で歌うことだった。
踏み込まずにじっとして歌うのって、本当に苦手なんだ。

かなり頑張ったわよ。私。
少なくともステップはあんまり踏まなかった。 と思う。

でも、後で、真後ろに立ってた“ジャズ出身”の牧さんに鼻で笑われた。

『うん。わかってた。その努力は認める。でも残念ながら、ケツは揺れてたぜ。』

ちっ。だめか。



第2部【LEOの部】
1. Sentimental Journey、 2. Teach Me Tonight、 3. I Want A Little Sugar In My Bowl、 4. Exactly Like You、 5. I Need Your Love So Bad、 6. I'm Still In Love With You、 7. What A Wonderful World、 8. Women Be Wise、 9. Mama He Treats Your Daughter Mean

E1. Ride Your Pony、 E2. You Don't Have To Go


personnel:
吾妻光良vo,g、 牧裕b、 岡地曙裕dr、早崎詩生pf、湯川治往perc、  ゲスト:LEO(vo)
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