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ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
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12月9日(土) 《THE SOUL UNITED 2nd time》CLUB無双


 The Soul Service & The Belles の企画によるソウルの歌ものイベント
《THE SOUL UNITED 2nd time: "Everyday Will Be Like A Holiday"》
にLEODUOでゲスト参加。雨の降る肌寒い天候にもかかわらず、100名を超えるご来場で会場は大入り満員。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 楽しかったーーー !
 このイベントは、好評だった今年3月(1st time:"Tribute to Wilson Pickett" )に続く第2弾とのこと。その直後ごろからSoul Serviceのリーダー/ギタリストのIKEさんとメイン・ボーカル やまちゃん(=山崎利雄さん)が、LEODUOのライブに熱心に通ってくれるようになり、今回のイベント出演のご縁となった。
 そもそもIKEさんと知り合ったきっかけはインターネット。彼は、2005年の5月ごろ、“Denise LaSalleの歌詞”の検索を通じて私のこのサイトに飛び込んで来て、『ソウル・バンドをやってる者です。今度、女性ボーカル入れてDenise LaSalleの○○という曲をやりたいのですが、歌詞を探していてこのサイトに辿りつきました。もしかして、○○の歌詞、お持ちではないですか ? 』といったような内容の長いメールをいきなりくれたずうずうしい男(笑)である(今考えてみると、ちょうどBellesを入れてSoul Serviceを始めた頃だったのね)。しかし、そのずうずうしいメールの中にも、何か、音楽に一途な純粋さと天真爛漫さがあって憎めないものがあり、その頃、Denise LaSalle(来日前)の名前をあげる人なんて珍しく、それもちょっぴり嬉しくて、自分が聴き取ってあった歌詞を送ったのだ。以来、彼に対する印象は変わっていない。仲間を誘い合って知らない人のライブを積極的に見に行くし、気になったらどんどん相手の懐に飛び込んでいく。遠慮とかためらいとかとは無縁な男である。でも、その奥にある“音楽に夢中”な気持ちが相手にも伝わって、仲間の輪が増えているのだろう。今回のイベントでの、単なる仲良しバンドの羅列に留まらない全体を包む心地の良い一体感=Unitedは、そういうIKEさんのパーソナリティが成立させてるんだろうなぁ、そんなことをしみじみと考えさせた。人と人の繋がりが感じられる、そういうイベントだったのよ。

 さて、普段は、自分たちの音楽活動だけで精一杯で、なかなか人のライブを見に行くことができないし、イベント参加はおろか、対バンでのライブもあまりないので、こういう時こそ色んな人たちの音楽を見るチャンス。 ソウルのイベントだけあって、コーラス・ワークに重点をおいたセットが多く、勉強になりました。 何しろ、ボーカルだけで私を含めて総勢21名。残念ながら、トップ・バッターのEm's Note (Dozen? Sistersのまいこさんとキーボードのナオさんによるジャズ寄りのピアノ・デュオ)だけは、自分の宿泊の手配(爆!)や何やらの都合があってリハも本番も見損なってしまったけど、1pmのリハ入りから、終演の10pmまで、実に色々なタイプの音楽をみた。それにしても、色んなセットがあるもんだな。いろんな歌のあり方を考えた1日だったね。
 Sunny'sは、男性4人のアカペラ・ボーカル・グループ。曲によって、完全なアカペラと、メンバーの一人がアコースティック・ベースを弾く場合、打ち込みカラオケを使用する場合、の3パターンで活動しているらしい。後でメンバーに聞いたら、ちょっと最近、音楽上迷うことがあって活動は停滞気味、とのことだったが、4人それぞれに違う声を空気感ごと合わせて、なかなか立体的なサウンドを作っていた。わりとイナタイ(笑)。近頃ありがちなカラオケ的に声を合わせるだけの平たいコーラスとは一線を隔して、古い黒人音楽のような一面も垣間見えて、個人的に好き。トラディショナルやワーク・ソングなどで持ち味を発揮しそうだ。今の趨勢では地味といえば地味なスタイルかもしれないが、自信をもってこの路線を進んでもらいたいなぁ。
 続くChristmas Session Bandは、この日の参加者の中から、4リズムと3女性コーラスがスペシャル・バンドを組み、Jinさん、土屋史江さん、COW&DEMELの3組のフロントを迎えてそれぞれが順に一曲ずつクリスマス・ソングをプレゼント、という趣向。多分、個人で活動していてバンドとしては組み込めないが、皆さんに是非紹介したい人たち、という位置付けではないかな。いずれも歌が上手いタイプ。Jinさん、土屋史江さんはどちらかというと、新しいR&B系か。声がキレイでよく抜けて、ラインどりも的確で軽やか。ステージがいっぺんに鮮やかで華やかな印象になった。一方、男女デュオであるCOW&DEMELのお二人はちょっと珍しい声のコンビ。COWさん(男性)はバリトン爆唱系で、普通だとボーカル・グループのベース音としてしか聴かないような声で、あれだけ歌い上げてしまうのはあんまり見たことがない。一方、DEMELさん(女性)の方も、これまた、炸裂系ではあるが、そういう女性ボーカルによくある超高音域はあまり使わず、よく響く中音域で押しきる力技のスタイル。日本人の男女デュオで、こういう重厚で二人ともに声がデカイ組み合わせはあまり見たことがない。現在活動中止中でこの日は久々のライブとのことだったが、この2人がこの個性を煮詰めたところを是非見てみたいものだ。
 そして、LEODUO。ほとんどが初めてのお客様、ということで、ダイジェストの内容でお届け。実は、最初の方は多分モニターが切れてて、全く音が聞えなかったのと、いつもより遠いギター・アンプの生音聴き取りに、ちょっと苦労して、私もアヤマチさんもミスを連発したのだけれど、中盤からは何とか歌いやすくおさまった。他のセットを聴いている時にも思ったけど、この会場“Club無双(来年1月からFourvalleyに名前が変わるらしい)”、新しいお店の割には、音がドンシャリでなくてなかなか気持ちいい。中低音がわりと豊かなのは、私たちにはとても助かる。何しろ、私たちから中低音カットしちゃったら、何も残らないもんね。今回、リハ入りした時、まず、ラッキー、と思ったもんだ。とはいえ、いつもと違って、客席パーカッションは配らないし、ステージと客席が分離されてることと、かなり防音の行き届いたデッドな環境で生音は望めず、PA中心のサウンド作り、ということで、少々、客席との一体感が薄れるかな、と心配していたが、蓋を開けてみれば、さすがに音楽好きな人が集まっていたとみえる。こちらが驚くほどお客様が自然に一緒に歌って下さったのは嬉しかった。ミュージシャンが多いせいか、そのハーモニーがまたきれいなこと、きれいなこと。最初はみんなおずおずと、なんだけれど、何せ人数が多いものだから、その分、客席コーラスは底の方から柔らかく大きく立ち上がり、あっという間にそのハーモニーに包まれて至福。いつも見ていただいてる方たちからは、口々に、『特別なLEODUOを見られて良かった』と言っていただいたが、やはり、PAと照明の効果は大きいかも。いつもより多少はゴージャスに見えたでしょうか(笑)。LEODUOはそもそも、派手なステージングに飽きて“素”の音楽をやる場所を作ろうと思って始めたところもあるのだが、たまにはこういうのもいいですね。年が明ければ、シンデレラの魔法は解けて、いつも通りに平服で、だけどさ。その時、幻滅しないでね、皆さん、と強く祈る。
 続いては、ゴスペル・クワイアのDozen? Sisters。スタート時はメンバーが12人だったのだが、この日の出演は8名ということで、Dozenの後に「?」、がついているらしい。若い女性8人がズラリと並んだ姿は実に華やか。Sunny'sと同じく、完全なアカペラと、ピアニストを入れる場合、打ち込みカラオケを使用する場合の3パターン。カバーできる音域が広い人が結構いるらしく、曲によりパート変更も頻繁で、気になる声があるたびに、「今の声は誰 ? 」と目移りした。私も大好きな映画、『天使にラヴソングを』からの選曲が多くて楽しかったが、何より、完全アカペラでの正統ゴスペルの美しさは圧巻だった。いやぁ。よく練習してますね。心が洗われるようなハーモニーで、一瞬自分の来た道を省みちゃったりして(笑)。
 そして、最後は、このイベントの主宰、ホスト・バンドである、The Soul Service & The Belles。 4リズムに3管、女性コーラス3(The Belles)、メインボーカル1という編成。インストの後、まずは、The Bellesの3人が登場して、ここでは、彼女たちがフロントとして2曲。衣装がお揃いの赤いフレア・ドレスだ ! 普通はグループと言っても衣装の色を揃えるぐらいのものだけど、ここまで決まるとガール・グループとして実に絵になる。そして、第一声で立ちあがるコーラスの絶妙なニュアンスは、一瞬、Sweet Inspirationsを思い出す風合い。チームとしてこんなニュアンスを出せるグループはちょっと見たことなかったね。いいセンスをしてる。わりと始めたてだというから、多分、それぞれにソロの意識がなく、正直、ソロとしてはまだ弱い面もあるけど、このチームとしての相性は素晴らしいと思う。そして、2曲目のProud Maryでは、髪振り乱し、スカートひるがえし、マイク・スタンドを蹴倒して、激しく踊る、踊る、踊る ! リハの時のおとなしさからは想像できない徹底ぶりだ。そして、エンディングのポーズまで。いやぁ、脱帽でした。続いてメイン・ボーカルのやまちゃん(山崎利雄)の登場。Hard To Handle、Precious, Precious、Soul Manなど、定番ともいえるソウル曲を得意としているようだが、好感がもてるのは、不要なシャウトをしないことと、妙に歌をいじくらないこと。ストレートで、素直なのだ。その分、歌の良さが素直に観客に受け入れられるもととなっている。興奮して飛びまわりながら歌うのだが、一生懸命な感じが天然。The Bellesとの小芝居で器用に一時退場した後は、サンタ・クロースの衣装で再登場、大きな袋から飴を取り出して、会場中にばら撒いて大騒ぎ。ここらへんの演出も、ベタといえばベタなんだけれど、何故かイヤミがないのだ。「みんなを楽しませたいだけ」というお人柄なんでしょうね。いやぁ。“ソウル・バンド”だなぁ。バンドも実直で不要なことをしない、ソウルのためにだけ演奏する、と言う感じがいい。ふと、夏にお世話になっている京都のイナヅマ・ホーンズを思い出した。タイプは違うけど、ボーカルの天然性と、バンドのサービス精神には共通するものがある。この2つのバンド、いつか是非、1回会わせてみたいなぁ。
061209b.jpg Soul Serviceでは、私も一曲、When Something Is Wrong With My Babyをデュエットで(写真: Izumi Sakakibaraさん)。バンドの安定感とやまちゃんの天然性のおかげで、声を合わせる不安がまったくなく、大船に乗ったような気持ちで歌に集中できた。そしてフィナーレでは、この日歌ったメンバー全員をステージにあげての「Hold On, the Change Is Comin'」をソロ取り回して大合唱。耳元で響くDEMELさんの声、遠くにいるのに何故か波長の合うJinさんとのハーモニーを楽しんだ。大団円~。

 打ち上げも、1次会は出演者ほぼ全員とそのお仲間たちの40~50名ほどで盛大に。何せボーカルが多いだけに、普段のブルース系打ち上げとちがって(笑)、色んな人と歌の話、声の話ができて面白かった。11時半を過ぎて、お店の閉店時間に追い出されるも、勢いあまって、両国駅前で、約20人で円陣組んでStand By Meのアカペラ大合唱。深夜の12時だぜ。こともあろうに声のデカいボーカルがたくさん混じっていたため、大変な騒ぎだった。なんちゅう集団(笑)。 LEODUOの恒例アフター・アワーズ・セッションが、場所を変え、パワー・アップして両国で炸裂ってか ?
 さらに終電逃して帰れない組9人で朝の3時まで2次会。久々に色んな人たちと色んな音楽の話がじっくりできて実に楽しかったなー。 まさに、演奏だけじゃなく、出会いの一日だった。

 そんなこんなで、当然、帰れる状態ではなかったので(爆)、その日は両国泊まりで、ついでに翌日は、江戸東京博物館などを見物して参りました。 よく歩いた。そして、夜、ようやく帰宅。結局、一日半を両国で過ごしたわけだ(笑)。リッチな休日 !

 今年のライブはこれで無事終了(多分)。
楽しい1日で締めくくれて良かったな。まずは、私たちを誘ってくれたThe Soul Service & The Belles の皆さんに、そしてこの日、出会えた人たち全てに感謝です。

 ふりかえってみると、色んなセットが見られたのはすごく有意義だったけど、今回の出演者の中で、一番“練習してない”のはLEODUOだったね。LEODUOは、曲の開発(?)に重点をおいてはいるものの、ハーモニーとかきめ細かい“練習”はおろそかになっていて、常に見切り発車の状態でライブをしている。“思いつきは良いが詰めが甘い”というのはまさに私の本性で、少し反省しなくちゃなりません。
来年は、ちょっとはそんなことも考えながら頑張りますので、皆様、よろしくご参加ください。
 それではよいお年を !

※写真家 Izumi Sakakibaraさんによる写真を
Lady Soul LEO Web - PHOTOS-LEODUOに掲載しました。
コチラから。(2007.1.4)


1. Oh Me Oh My、  2. I'll Suffer、  3. I Want You Back、  4. Cry To Me、  5. You Are Everything、  6. No Woman No Cry、  7. I Gotcha、  8. His Eye Is On the Sparrow

personnel:
北神厚(司会), Em's Note, Sunny's, Christmas Session Band, LEODUO(ゲスト), Dozen? Sisters, The Soul Service & The Belles [出演順]
2006/12/13(水) 07:14:10 | LEODUO | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |

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