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ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
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5月21日(日) 《LEODUO》 Bright Brown


 4月は音楽活動を丸々お休みした。ライブがあるとないとでは、生活のリズムが全然違う。世の中には、毎日音楽を聴かなきゃいられない人っていうのも結構いるが、私はそんなことない。全然聴かない日も多い。音楽って心を興奮させる刺激でもあると同時にストレスの元にもなるのだ。『ライブがない月ってホント楽だなぁ…』などと思ったりして、まったく自分が本当に音楽が好きなんだかどうなんだか。もちろん、嫌いではないんだが、「私は音楽が大好き」と自信を持って言えるかどうか時々、不安になるな。 ま、音楽好きを宣言する必要なんてないんだから、どっちでもいいんですけど。「好き」って、どういうことを指すのか難しいですね。
 ということで、音楽と切り離された状態のまま気がつくと5月の連休が終わってしまったのだが、4月末に入手したIrma Thomasの新譜 AFTER THE RAIN がすばらしかったのと、先週ブルーノート東京に見に行ったSoul Surviviorsのライブに刺激を受けたのとで、急に目がさめたようにバタバタと準備を始めた。よかった。気持ちが盛り上がってきた。やるぞ~。(と言いつつ、風邪ひいちゃってます…。個人リハの発声練習でも思うように声が出ず不調。早く治らんかな。響きが確認できないと曲のイメージがわかず不安だ。)

 今回も色々な新曲候補を考えた結果、最大6曲を投入予定。前回に続き、ソウル系の大曲に挑戦という目標で、Etta Jamesの1曲を。また、アヤマチさんとのデュエット曲 I'm Your Puppetも最近安定してきたので、それに代わる1曲も準備中。その他、前回ライブ後リクエストいただいたR&B曲を1曲、Motownを1曲、以前のライブ中ちょこっとだけお遊びで歌ってみたIrmaの曲を正式なLEODUOレパートリーにすべく1曲、そして前回、保留になったソウルのアレンジ曲にも完成に向けて再挑戦する予定。
 5月はアヤマチさんが超多忙につき、前日の夜までスタジオ・リハができないため、まだ全部できるかどうかは当日までわかりませんが、第2段階を迎えたLEODUOとしては、さらに色んな可能性を探るべく、しばらくは新曲投入に積極的に励んでみるつもりです。お楽しみに~ ! (2006.5.16)





満員御礼、お越しいただいた皆々様、ありがとうございました ! そして、今回も新しいお客様が10名様くらい。初参加にも関わらず、気ぃ良くあの大騒ぎに溶け込んでいただき、ありがたく思っております。LEODUOもだんだんパワー・アップしてるなぁ。…って、演奏の内容自体というより客席パワーがね(笑)。
 『客席の皆様にも、音楽に参加していただく。』 これは、LEODUOがすごく大切にしているコンセプトの1つ。回を重ねるごとに、だんだん皆様にもリラックスして遠慮なく音を出したり歌ったり踊ったりしていただけるようになってきた。いいぞ~。黒人大衆音楽はこうでなくっちゃね。
 ブライト・ブラウンをホームに決め、ライブを定期化して1年半。根がツチノコの私としては、隔月とはいえこんなに定期的にライブをしてきたことはなかったのだが、続けて来て下さる方のためにも、毎回の内容があまりパターン化しないようにと思っている。これまでLEODUOで手がけた曲は約80曲。各曲については2~3回のライブで続けて演奏して固める、というペースで来たが、選曲にも軸らしきものができてきて、中心となる約30曲が固定しすぎている感もあるため、そろそろ第2段階として、新曲投入に励もうとしている最中である。
 LEODUOのレパートリーはタイプもかなりゴタマゼで、あれこれ好きに歌い散らしていると思われるかもしれないが、どっこい、色々な嗜好のお客様がいらっしゃることを念頭に、案外と建設的に(?)曲のタイプごとに選んでいるのだ。ということで、新しくお越しのお客様も増えていることも踏まえ、今回は趣向を変えて、選曲の主旨から演奏曲をご紹介することにする。

*シンプルなR&Bバラード Barbara Lynnや、初期のIrma Thomasの曲など。そもそもは、LEODUOは、こういう“ライブ的には地味だけど私が大好きな曲”をやるために始めたところが大きい。フル・バンドのゴージャスなセットでは、複数の楽器がある中で、各楽器の活躍がフィーチャーされにくいこともあって、こういう曲はついつい外されてしまうからだ。しかし、こういう曲は、ギター1本だとかえって切なさが最も表現できると思っている。LEODUOでは、さらになるべく音数を減らして、隙間の生きるアレンジを目指している。何をおいても私のルーツであるこれらの曲は、ステージ口開けに使うことが多い。今回はリクエストをいただいてBarbara LynnはGive Me A Break、I'll Sufferの2曲、Irma ThomasはI Need Your Love So Bad。

*タフでファンキーなR&B まさにオープン・チューニングのアヤマチさんの低音重視のグルーヴが生きるタイプの曲。私はこういう粗野なタイプの曲(笑)に目がない。これまでWho Do You Loveが最多起用だが、あまりにも毎回なので今回は外して I Gotcha、Ride Your Pony、It's Your Thingを。

*粘っこくイナタイR&B
 前回ライブ後にリクエストをいただき、今回新たにRecue Me。ベース・ラインのグルーヴで歌う感じはFunky Broadwayと似ている。このあたりのイナタさは、私の音楽にとって基本です。実は、Motownの曲ながら、今回初お披露目のNowhere To Runも同じ位置付けで捉えている。Dancing In The Streetと同様、バックの2コードのシンプルなウネリが大好き。ベース・デュオの曲としても検討したのだが、今回はギターで。

*Bluesテイストの曲
 ちゃんとしたBluesを何とか、と思うものの、私の精進不足でなかなか決まらない。ブルース・ファンのお客様のために妥協策(?)として、ギター・サウンド・チューンを選ぶことにして、Baby Don't Look Down。シャッフル曲はいつもこれかAin't That a Grooveとの二者択一になってしまうので、早く新曲を補強しなければ。また、唯一のブギ、Mama He Treats Your Daughter Meanもほとんど毎回演っているので今回は久々に外した。何か良いブギないかな。

*レゲェ レゲェの田舎くさいグルーヴは黒人音楽同様大好き。分類というほど曲数があるわけでなく、これも今のところ、No Woman No CryかTurn Your Lights Down Lowの二者択一状態。今回は、先日お誕生日を迎えた人のためにTurn Your Lights~を。しかし、そろそろこれらに代わる曲をと思っている。今回、ライブ後、Many Rivers To Crossのリクエストをいただいたが、分類するとしたら、この曲は私の中ではGospelに入るかも。とはいえ、ありがたくご意見拝聴。もちろん検討させていただきます。

*大型のsoul キーボードやホーン・セクションやストリングスといった、“音が延びる”楽器の入った、いわゆる厚みがあり複雑なsoulの曲を、ギター1本でどう表現するか、というのがLEODUOの大きな目標の1つ。そもそもは、このオープンチューニングだと、メジャー・セブンス(Soulによくあるキレイなコード)を押さえやすい、というアヤマチさんの発見(?)をヒントに、Let's Stay Togetherで始めてみた。続いて、Oh Me Oh My、Cry To Meと手がけ、それも一段落。新たに、前回からはSoon As I Touched Him、今回からSugar On The Floorに挑戦してみている。私としては、アヤマチさんのベース・ラインさえあれば頭の中で世界が広がり何でも気持ち良く歌える、といったところだが、お客様にはそういうわけにはいかないだろう。ということで、細かいところをちょこちょこ修正しながらじっくり仕上げるつもり。ソウル・ファンの皆様のご批評を仰ぎたいところ。今回は客席にソウル・マニアの姿あり。Soon As I ~の曲の時、その一角から強烈な気合を感じて緊張しました。客席からの気迫というものをこんなにも強く感じたのは初めて。おそるべし。

*Gospel~ゴスペルタイプのsoul Gospel曲は、LEODUOのみで歌っている。大きいセット+広い会場という不特定多数に向けた環境ではどうしても歌う気持ちにはなれないから。私にとっては、こういう曲では曲に対するプライベートな感情が大切なので、聴いていただく方との距離がはっきりと把握できる場合でないとダメなのだ。People Get Ready、 Oh Happy Day がちょっと続いたので、今回は、A Change Is Gonna Come、His Eye Is On the Sparrow。Bridge Over Troubled Waterは、あまりに起用回数が多いので、今回はアヤマチさんギターによる深々としたインストゥルメンタルで…と画策していたのだが、自然に湧きあがってきた客席のコーラスがあまりに美しかったので、ついつい一緒に混ざりたくなって、割って入って歌ってしまった…。アヤマチさん、ゴメンナサイ。

*Motown ステージを少し明るくしたい時にはMotownの曲を入れる。今回は久々にMy Guyを入れた。さらに、ここのところ“じっくり型”のステージが続いていたので、たまには明るくバクハツしてみようと、Do You Love Me~Twist & Shoutを。アヤマチさんはビートルズ・ファンなので、Twist & Shoutはビートルズ・バージョン。皆さんに気楽にコーラス参加していただけるのがいつも嬉しいが、今回、アヤマチさんがビートルズつながりの連想からこれに続いて突然弾き始めたPlease Please Meについても、客席皆様の爆音大合唱 ! 実は私はビートルズの曲をほとんど知らないので、あれよあれよと見ているしかなかったのだが、客席は最後までフル・コーラス完唱 ! これにはホントにびっくりしました ! 仕掛けた張本人アヤマチさんといえば、ふざけてリフを始めたもののオープン・チューニングではその後を続けるにはなかなか弾きづらいものがあったらしく、かといって大合唱の中もはや演奏を止めるわけにもいかず、目を白黒させてガンバッテおりました。わははは。大爆笑。ビートルズの偉大さを思い知った瞬間でした。

*アヤマチさんコーナー
 基本的にはアヤマチさんの歌とデュエット曲を1曲ずつ。デュエット曲としてはこれまで1年近くI'm Your Puppetをやってきたが、何とか安定してきたので、今回はMel & TimのWhat's Your Nameをやってみた。甘々な雰囲気作りにはまだまだですが、声の相性的には正解な曲の筈なので、馴染んでくればもうちょっとイイ感じになると思う。しばらく続けるつもり。Honest I Doは本来アヤマチさんの持ち歌だが、私が入ると漫才になるらしい。そんなハズでは…。漫才コンビぢゃないんですけど(笑)。

*New Orleans曲
 ニュー・オリンズの曲は客席パーカッションが最大限に活躍できる曲、という位置付けもありLEODUOには最適か。そもそも、パーカッション小物を配る、というのも彼の地ではお決まりのアイデアである。
 5月はNew Orleansのジャズ・フェス・シーズン、ということもあり、今回は新たにIrma ThomasのBreak-A-Wayもやってみた。リハーサル中、それまでじっと待機(?)していた小太郎が、この曲を始めた途端、それはもう気が触れたんではないか、と思うような猛烈な勢いで踊り始めたのでびっくり。彼にとっては初めて聴く曲だと思うけど、2ビートの曲の威力はスゴイな。本能的に人を踊らせるものがあるのね。そして本編中では、前回に続き、オトナの天然ダンサー登場 ! これまたハチキレソウな勢いで踊っていただきました。M・Wさん、ありがとうございます。
 最後のTell It Like It Is は、私の中のイメージでは、New Orleansの切ないけだるさという別の一面を表している曲。これを歌うと、大騒ぎした1日の終わり、という気持ちになる。だから、置き場所はいつも一番最後。皆さん、お疲れ様でした、という気持ちをこめて。

 今回はこの他に、タイプ的分類ではないが、どうしてもオリジナルのイメージを変えるように大幅にアレンジして歌ってみたかった曲を久々に取上げてみた。
 ごくまれにだが、オリジナルと自分の解釈がまったく異なるため、どうしても大幅に世界を変えたくて居ても立ってもいられなくなる曲がある。たいていは、曲を聴いている時に芽生えたちょっとしたリフとか、リズム・パターンとか、歌い回しのアイデア、といった漠然とした断片からスタートするので、曲全体として具体的なイメージが熟して、とりあえずのお披露目に漕ぎつけるまでに半年~1年以上を費やしてしまうのだが(私の音楽の捉え方はかなり抽象的なので、そのイメージを音楽的にアヤマチさんに伝える作業がまた大変)、今回は、約半年間試行錯誤したYou Are Everythingをいよいよ初お披露目。実は私はスタイリスティクスの曲はアルバムを持っていないし、ほとんど聴いたこともない。この曲はかろうじてMarvin Gaye & Diana Rossのデュエットで知っているのだが、常々、男女で歌い交わす甘い曲というよりは、もっとせつない内容なんではないかと思っていた。ということで、今回こんな風にしちゃいました。もうちょっと練る必要はあるが、この路線でしばらくやってみるつもり。これまでにも、Dark End Of The Street、I Die A Little Each Dayをかなりアレンジしたバージョンでお届けしているが、いずれも、原曲よりももっと悲しい/暗い曲にしたいという思いが共通しているな。私って潜在的に根暗なんだろうか。

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*そして、小太郎の参加
 さて、前々回ライブからIko Ikoの曲になると、ブライト・ブラウンの愛息、鈴木小太郎(5歳)がヒョコヒョコとステージに上がってきて、飛び入りで一緒に歌うようになっていたのだが、今回は、本人がコーラス部分だけでなく歌全体歌える、ということで、リハから来てもらって練習することになった。
kota.jpg これまでLEODUOでやっていた土人っぽいアレンジは、小太郎に『ちょっと遅いヨ ! 』と却下されたため、今回は少し軽めに早めに。何度か練習しているうちに、しっかり声も出て、私のコーラスともハモルようになったので「よし。今日はこれでいくぞ ! 」とにんまり。しか~し、好事魔多しとはよく言ったもの。小太郎君、いざ本番では、Iko Ikoの1つ前の曲の最中にでステージに上がってきてしまったのだ。私の横にチョコンと座る彼を見て、最初は、『いつものように、単に興奮して上がって来たのかな』、と思って私もニコニコ歌い続けていたのだが、何やら小太郎の様子がオカシイ。途中から曲が違うことに気づいたのか、次第に顔色が曇ってきて…あぁ……ついには、泣き顔でステージを走って降りて行ってしまった。 ごめんよ、小太郎。またしても私が悪かった。タンバリンがチャカチャカ鳴っていたので間違えちゃったのかな。私も何が起こったのかすぐには分からずオロオロしてしまいフォローしてあげられなかった。あ~。思い出すだけで胸が痛む。
 しかし、その次に予定していたいよいよ出番のIko Ikoで、無理強いはしたくないと思いつつ、おそるおそる小太郎を呼んでみると、濡れた目元を袖でグイッと拭きながら、すっごい責任感でスタスタとステージに近づいて来てくれたので、ちょっと感動、胸キュン。こんな動揺の後なので、リハよりはちょっぴり元気なかったけど、それでも最初から最後までちゃんと歌えたね。また一緒に歌おうね。私はこの子の、音楽に参加したいという自然で真っ直ぐな気持ちを大切にしてあげたいと思っている。皆様にも次の世代を長い目で見守っていただきたく、私からもよろしくお願い申しあげます。

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 末筆になりましたが、お越しいただいた皆様の音楽参加が命のLEODUO。いつも本当に感謝しています !
次回も是非、ご一緒に !


I - 1. Give Me A Break,  2. I'll Suffer,  3. My Guy,  4. Nowhere To Run,  5. I Need Your Love So Bad,  6. Baby Don't Look Down,  7. Iko Iko (w/ 鈴木小太郎),  8. Break-A-Way,  9. Turn Your Lights Down Low,  10. Soon As I Touched Him,  11. I Gotcha
II - 1. Ride Your Pony,  2. A Change Is Gonna Come,  3. Honest I Do,  4. What's Your Name,  5. Rescue Me,  6. You Are Everything,  7. It's Your Thing,  8. Sugar On The Floor,  9. His Eye Is On the Sparrow
//E1. Do You Love Me ~Twist & Shout,  E2. Tell It Like It Is,  E3. Bridge Over Troubled Water

personnel:
LEO(vo), 小堀(正)誤g
2006/05/24(水) 05:18:22 | LEODUO | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |

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