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ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
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3月26日(日) 《LEODUO》 Bright Brown


 ここ2週間ほど、かなり煮詰まっておりました。バタバタ焦るばかりで何も達成されない感じ。LEODUOの選曲も、アヤマチさんvoの曲を含め9曲の新曲を用意してリハをしてみたけれど、かなり難航。得意なタイプの曲と苦手なタイプの曲の明暗がまたまたはっきりと出た。イイ曲はイイんだがなぁ~。ダメな曲は圧倒的にダメで我ながらいやになるね。
 この“得意不得意”は“好き嫌い”とは関係ないのだから、本当に参る。何せ、今回ボツにした曲の1つは私が大好きなBettye Swannの曲。LEODUOでは以前にもBettyeの曲を1曲あきらめているので、討ち死には2度目だ。実は、これらは両方とも白人ライターによる曲。ゴスペルをルーツにしたサザン・ソウルとは、使うコードの種類とか進行とか構造からして違うという感じだが、彼女が歌うと“ポップさ”と“やさしさ”と“いなたさ”のバランスが絶妙で独特のすばらしい世界になる。この感じを私も何とか手に入れてみたいと常々憧れているのだ。ところがいざ歌ってみると、大好きな曲で歌詞もメロディーもなじんでいるものなのに、声に感情を載せられないというか、カラオケで歌う歌みたいでお話にならない。今回、もしかして前回チャレンジした時より私も成長してるかと思って試してみたのだが、やっぱりダメでがっかりである(諦めないけど)。他にもカントリーが原曲の1曲ボツ、テキサス系・ブルース曲1曲ボツという調子で、惨敗感満杯。歌が未熟でストーリーが打ち出せない曲では、アヤマチさんのギターともぶつかりっ放しだし(2人とも音楽的にはかなり不器用で融通がきかない)、心底、傷心のワタシ。
 とはいえ、ロック原曲の1曲は出来の如何を問わずとりあえずやるし(理由は見ていただけば一目瞭然)、初めてとしては良しといえるソウル2曲と、もう少し練りたい点はあるもののLEODUOスタイルのアレンジとしてまずは第1歩を踏み出しておきたいソウル2曲、アヤマチさんの歌も1曲加えてみることにする。またこれまでのレパートリーから2曲ほど、ちょっと感じを変えてお届けしてみるつもり。マイナー・チェンジながら、これはなかなかイイと思っている。
 なにしろ、前回は≪ちょっと静かなLEODUO≫でしたが、今回はいつも通りのお届け。さらに前向きに全力で邁進する覚悟でございます。毎回、すったもんだで未完成感全開のLEODUOですが、今回も是非暖かい目をもってよろしくお願い致します ! (2006.3.19)





 今回はLEODUO初体験の方がおそらく20名様ぐらい、たくさんのお客様にお越しいただきました。いつにない顔ぶれに、出だしはちょびっと緊張いたしました。何しろ、我ら2人、ホーンもなけりゃ、キーボードもない、スカスカのユニットであるからにして。初めての方は「ギター1本でSoul」というキーワードで、一体どんなことを思い浮かべて来られてるんだろうか、とか心配で心配で。とはいえ、心配だからと言ってスタイルを変えられるほど芸があるわけでもないので、結局いつも通りにやったわけですが、皆様に心温かくご参加いただき、色んなハプニングもあったりして、とても楽しい一夜となりました。 その分、歌も演奏もちょっと粗かったですが、まぁいいかっ、ていう感じです。いや、ホントはイカンのですが、それくらい楽しかった、ということです。ありがとうございました ! 

****************

 1月が≪ちょっと静かな≫だったので、実質上、今回が2006年LEODUO通常セットのスタート。
 この機会にやっておきたいこと、試してみたい曲、前回できなかった曲、○○さんに聴いてもらいたい曲…、などとあれこれと盛り込んでみたら、いつもより濃い目、時間も長めのドロドロの2時間半になってしまった。いつもながらブライト・ブラウンというお店の包容力に本当に感謝している。
 音楽というものは常に変化し続けるものであり、どの時点でも大なり小なりアイデアというものはあれこれあると思うのだが、特に、ブライト・ブラウンでのLEODUO定期ライブでは、『パフォーマンスのレベルとして、完成にはまだあと1歩。しかし、どんな展開があり得るか、一度、人前で試しておきたい』、という微妙なあたりのアイデアを“見切り発車”状態で実験させていただいている。これがLEODUOには結構大切なステップなのだ。アイデアが新鮮なうちに、それが思ったような空間を作れるものなのか作れないものなのか、思いきって試してみることで、“イケル”のか“ダメ”なのか、よりはっきりと結果が出るように思っているし、人前で恥をかかないとわからないこともある。そんなこんなで、言ってみれば、LEODUOはいつでも未完成な状態なのだ。しかし、じっくりと続けることにより、私たちにできること、LEODUOスタイル、というものも確かに実りつつある。それもこれも、「音楽を作っていくこと」に深い理解を示して気長に見守って下さるブライト・ブラウンの皆さんおかげであり、つくづくホーム・グラウンドというもののありがたみを痛感している。私たちは、確かにここで育てていただいているのだ。

 さて、今回ライブの課題は、新しいsoul曲の投入。事前のスタジオ・リハは相当揉めたし、LEODUO史上3本の指に入るぐらい気まずい雰囲気だった。終了後、ご飯食べてたら回復しましたけど。
 色々な曲をギター1本用にアレンジしていると、その曲の構造、というものについて考えざるを得ない。もともとギター1本の弾き語りで作られたらしい曲というのは、比較的形を決めやすく、何となくそれとわかるものだ。久しくそういうシンプルなタイプの曲を選んでこなかったので、今回は大好きなAnn SextonからYou Are Letting Me Downを入れてみた。しかし、形を決めやすいとはいえ、アヤマチさんは、ベースラインとコードをキープした上に、さらにホーンのフレーズを盛り込んだりするので大忙しである。
 そして、ここ数回は、弾き語り系ではない、いかにもsoul なタイプの曲として、そろそろCry To Meの後釜となるような曲を準備したいと試行錯誤してきた。そういう曲をギター1本で、しかもなるべくバンドで演奏している時と同じくらいの膨らみをもった形で表現できるようにする、というのはLEODUOの大きな目標の1つで、あれこれ色々な曲を試してはいるのだが、ここのところ、いずれもお披露目には至らなかった。今回、ようやくそのうちの1曲、Fontella BassのSoon As I Touched Himが何とかなりそうという感触で投入してみた。もう少し膨らみが欲しいところだけれど、しばらくしつこくやってみようと思っている。私の歌の勝負どころでもある。
 …しかし、私もここで、何度となくアレンジ、アレンジとエラそうなことを言っているが、実際にアレンジしているのはアヤマチさん。私は例によって、『こんな音が欲しい』、『あのフレーズが欲しい』、『あ、でも低音ペダルの音は残してね。』『あと、ハーモニクスもお願い。』なんぞと言ってるだけである。それを叶えるためのアヤマチさんの苦労は並大抵じゃないと思う。しかも、何度かのライブを経てアレンジが熟してサウンドが膨らんでゆくにつれ、幸か不幸か、最初に演奏した時の、ギター1本で苦労している跡は薄れてどんどん「自然」な音楽に聴こえるようになるので、その頃見ていただいた方には、その努力と苦労がわかってもらいにくく、実に不遇な、甲斐のないスタイルなのである。アヤマチ様、本当にいつも感謝しております。あなたの様のご苦労は、きっとsoulの神様がちゃんと見て下さってると思います。
 その他、ベース・デュオには、今回Funky Broadwayを入れてみた。ベース・デュオに関しては、曲のタイプこそ制約が多いが、いざ演奏となれば、さすがベーシストの正さん、任せて安心、私は乗っかって楽しく歌うのみである。30年のキャリアって、スゲーな。私はこういうベース聴いてるだけで幸せ。
 また、久々にアヤマチさんの歌のコーナーのための新曲も。Jimmy Reed は私も大好きなブルース・マンだが、今回から私はその奥さんのMama Reedの役目を仰せつかりました。イメージはあるのだが声のバランスとトーンに次回もっと気をつけなきゃ、です。

 そして、今回の“季節出し物”は、ベタですが、アヤマチさん主導による、ちょうど来日中のローリング・ストーンズに敬意を表してのストーンズ・コーナー。実は、私自身はストーンズにはあまり詳しくなくて、そんな私がこんな時に歌ったりしたらホントのファンの人に怒られるんじゃないかと心配していたのだが、何と言ってもアヤマチさんのギターはキース・リチャーズに端を発しているし、アヤマチさんとしては、自分を含め、今回行けなかった人のために、ということらしい。LEODUOのファンの方にはストーンズ・ファンの方が多いこともこれまで確認済みである。あ、そういえば、私は大昔、ライブを見たお客様に、『ミック・ジャガーみたいでカッコ良かったっスッ ! 』と声をかけていただいた経験をもつ女だ。それも2度。女性シンガーにミック・ジャガーって…。喜んでいいのか !? おそらくミックのファンの方々だと思うので、お気持ちだけありがたく受けとくことにしたのだが。それはともかく、アヤマチさんは、今回、ひょんなことから手に入れたストーンズのポスター7枚を皆さんへのお裾分けにと携えての力の入れようである。 曲は、元々私のレパートリーであるTime Is On My Side (ただしイントロはストーンズ・バージョン)に加えて、アヤマチさんのギターによるストーンズ有名曲のイントロ集と、Honkytonk Women。イントロ集については、アヤマチさんはご丁寧にもインターネットでストーンズ初日(22日)のセット・リストを確認の上、準備していたらしい。曲目はStart Me Up, Let's Spend the Night Together, Brown Sugar, As Tears Go By, 19回目の神経衰弱, Tumblin' Dice , Heart of Stone, Tell Me でした。Honkytonk Womenは、私も初めて1番だけ歌ってみた。歌詞には目をつぶりました。いやぁ、ミックってキーがウルトラ低いのね。そのまま歌うと声がギターの音に埋もれてしまってヌケないことがわかったので、残念ながら1オクターブ上で。実は、練習してる時、ロック特有の拍のアタマに音を置くような符割りに思いのほか苦労したのだ。何度やってもできないの。soulの新曲よりも沢山練習したよ。本番は大丈夫でしたが、この融通のきかなさには我ながらびっくり。慣れとは恐ろしいもんです。

 新曲、定番曲以外のトピックスとしては、前回リクエストをいただいたI Want You Backを1年ぶりに。年々、ますます高い声がキビシクなっていく私だが、楽しいはずの曲なのに、今回も目吊り上り、血管切れる寸前の必死な形相で何とか無事に最後まで歌いおおせました。 はぁ~。いつまで歌えるやら、ですね。皆様、暖かい拍手ありがとうございましたっ ! 喜んでいただけて本望。
 また、Ride Your Pony、Don't Wait Too Longについては、テンポ緩くして、ますますイナタい雰囲気出せるよう工夫致しました。他には、前回お休みしたベース・デュオを再開。Try Me & Seeは発声をちょっと変えて、正解。
 Try Me & Seeといえば、この曲と、1部のMama He Treats Your Daughter Mean (ともにRuth Brownのアップ曲という共通点あり)の時、ソウル・ブルース愛好歴ン十年(?)でLEODUO初参加という方が、突然ステージ横に駆け上がって来て、すっごい勢いでダンスを披露して下さいました。突然だったのと、その踊りがまた、年季が入っているというか、何というか、目撃した人でなければ、表現できない物凄いパワー。タダモノではありません。しかし、天然モノです。衝撃でした。そんな風に音楽が好きな人に出会えて嬉しかった。「ブルースはダンス音楽だ」という言葉を文字通り目撃しました。

kota.jpg さて、今回も、中野ブライト・ブラウンの愛息、鈴木小太郎君(5歳)の参加のハプニングあり。第2部の冒頭でIko Ikoを始めてみると、店内の後ろの方で、『いいのっ。今日はここで踊ってたいのっ』と叫んでる小太郎の声が。あの年齢にして、既に、周囲からの期待と自分の音楽に対する自信との葛藤があるのだ。前回、満場の前で歌ったことは、間違いなく彼に何かを残しているのだと思うし、2度目の時は最初の時よりは色々と考えてしまうものなのだ。大人と同じ反応。私としては、とにかくいつも彼が遊びに来てくれて、その辺で興奮してくれてるのを見るだけでも十分に嬉しいので、今回はそのように。
 …と思っていたら、第2部終了後、なんと、かわいい声で、「アンコール、アンコール」と音頭取りをしながらステージに向かってとことこ歩いてきた。う。どうしよう ? もう1回、Iko Ikoか ? それではちょっと芸がないか ? と焦っていたところ、アヤマチさんが、小太郎の1番のアイドルがウィルソン・ピケットであることを汲んで、“ダンス天国”のベース・ラインを始めてくれた。しか~し、残念ッ ! 私にとって“ダンス天国”といえばクリス・ケナーの曲だったのだぁ~ッ !!!!! マヌケな私は、その時アヤマチさんのせっかくの心遣いに全然気づかず、Motownなら小太郎もOKと踏んで、ビートに乗りそうなCool Jerkを勝手に歌い始めてしまったのであった。困ったのは小太郎。最初のうちは興奮気味に、音楽に参加したいオーラを発散していたのだが、曲がさらにDancing In The Street に至ったあたりで、多分、『しまった。曲は知ってるけど、歌詞は知らないや ! 』、てなことに突然気づいたんだと思う。ひゅーっと魂が抜けて、いわゆる子供が歌うような歌になっていった。ごめんね、コタロー。 私が悪かった。
 しかし、この日、私は小太郎の気持ちの動きを横で感じて、実にスゴイ、と思いましたね。この子は“音楽に対する執念”みたいなものを持っている。この感じは、セッションしてる時の共演者(もちろん大人の)から感じられる気持ちの動きと全く同じものだった。もちろん、子供だから、うまくいかない時には帳尻の合わせ方とかがわからず、その分、今回は音楽から突然撤退しちゃったわけなんだけど。これから、行き当たりばったりじゃなくて、少し、小太郎とのジョイントもちゃんと準備してみようかな、なんて本気で思いました。今なら言葉の壁もないし、スゴイことになるかも。
    
※ 今回は、以前、メールなどで連絡はあったものの初めてお会いする 宇多村一雄(Utam)さんが、LEODUOの写真撮影のために、とわざわさ゛サウンド・チェック時から店入りして下さり、最後までお付き合いいただいた。ありがとうございました。宇多村さんの写真サイトURLについては遅れ馳せながらリンク欄に載せたので、そちらをご覧下さい。今回のLEODUOの分も出来上がったらアップして下さる予定だそうです。宇多村さんによる当日の撮影日記(blog)はコチラ
 ゆくゆくはこちらにも写真をいただいて私のサイトにも掲載しようと思いますが、いかんせん忙しくて、これまで他の方々から頂いた写真もまだ整理できていない状態。予定では今年1月中に「写真別館」をオープンするつもりだったのですが。写真を下さった皆様、本当にすみません ! そちらの方もなるべく頑張ります。

※ Utamさんに撮っていただいた写真は、Lady Soul LEO web の『PHOTOs コーナー(LEODUO)』にアップしました。(2006.4.15)。コチラから。



I - 1. I'll Suffer,  2. Sweet Charlie Babe,  3. Soon As I Touched Him,  4. Mama, He Treats Your Daughter Mean,   5. Honkytonk Women,  6. Time Is On My Side,  7. Cry To Me,  8. Don't Wait Too Long,  9. No Woman No Cry,  10. People Get Ready
II- 1. Iko Iko,  2. Ride Your Pony,  3. You're Letting Me Down,  4. I Want You Back,  5. I'm Your Puppet,  6. Bright Lights Big City (小堀vo),  7. Try Me & See *,  8. ~Funky Broadway *,  9. ~Think *,  10. Ain't Nobody's Business *,  11. Who Do You Love ~It Don't Mean A Thing,  12. Bridge Over Troubled Water
//E - 1. I've Been Loving You Too Long ,  2. Oh Happy Day,  3. Sleep Walk (inst)
 *= with bass 小堀正

personnel:
LEO(vo), 小堀(正)誤g, b
2006/03/29(水) 05:00:26 | LEODUO | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |

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