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ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
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2月17日(金) 《tribe》 メビウス


 ライブまであと1週間。2回のリハを終えて、あともう1回リハをする。これまでは、ライブごとに2~3曲ずつ新しい曲を増やして、リハの時間の半分を新曲、半分を古い曲のさらい直しに使ってきたが、今回の最初のリハでは、これまでやってきた曲について、予想以上にスムーズに感じを取り戻すことができて驚いた。前回ライブからそれほど間があいていないせいかもしれないが、私としては、やっと音楽が染みてきて安定してきたせいと思いたいところである。ちょっと嬉しい。ようやく基礎ができてきて、今度はそれを土台に音楽を広げよう、という段階になってきたように思う。tribeはなかなかペースが定まらず、歩みは遅いが、ここらでヒトツやる気を見せとかないと。ということで、気をよくして、急遽、最初に考えていた2曲に4曲加えて、今回新曲は計6曲、全部仕上がるかまだわからないけれど、一応、全曲17日にやってみるつもりである。
 Nina Simoneの曲は、聴いているだけの時にはかなりバラエティに富んでいると思っていたが、いざピアノと歌だけの骨格に分解してみると、構造的にびっくりするほどそっくりな曲があったりして、結局、いくつかのタイプに分類できることがわかってきた。それがわかってみると、1~2回歌ったらだいたい曲想の目処をつけられる“得意な”タイプの曲と、1~2時間かけても形にならない“苦手な”タイプの曲の見分けもだんだんつくようになってきた。苦手な曲のハードルは、リズムの問題だったり空気感の作り方だったり色々だが、自分たちがこういうタイプの曲が苦手である、ということがわかったこと自体、大きな進歩で、ただ漠然と『何だかうまくいかないねェ』と思っていた時期よりは手がかりを見つけられそうである。現に、今回は、これまでずう~~っとうまくいかないままだった問題曲に、1つの新しいアプローチが見つかりそうで楽しみである。
 さて、今回の新曲、tribeを始めた頃には、よもや この私がこんな曲を歌おうとするとは考えもしていなかったような曲が並んでいるが、現在私は特にその中の1曲に非常に憑りつかれてしまっている。かなりの難曲で、完成までには時間がかかるとは思うが、何とか最低限のレベルだけは確保してお届けしてみたいと思っているので、お楽しみに。
 そろそろ、精神統一してモード変更致します。 (2006.2.10)





 ライブ5回目にしてようやく第1段階をクリアしたようで、ホッと一安心、というのが今回の感想。何だか妙に感慨深いものがある。これまでは、それぞれの曲そのものが課題であり、とにかく1曲ずつを必死に仕上げていく、という感じだったが、ここまできて、ようやくこの音楽でやりたかったことの総体が見えてきたみたい。わずかながらではあるが、『私たちには、こういうことができるのかも』というような確信めいたものが持てるようになってきたことの意味は大きい。これからは少し余裕をもってtribeならではの音楽に取り組めるようになると思う。なんちゃってエラそうなことを言っても、2回目のリハ(beforeを書いた頃)は絶好調でウキウキとしていたのに反し、3回目のリハは何だか音楽が噛み合わず、一気に凹んだりもしたので、まだまだ油断は禁物。もうちょっと気を引き締めていきたい。
 tribeでは、これまでの私とは別人のつもりで一から取り組んでいるが、ようやくこの音楽スタイルにも慣れてきた。まだ、一瞬“地”が出てしまう瞬間もあるが、少なくとも、それで音楽が“水の泡”になるようなことはなくなった。soulやR&Bを歌ってる時と何が違うのか。うまく言えないけど、まず1つには気持ちのある場所が違う。soulやR&Bでは、私の気持ちは客席にあるが、tribeでは、歌の中にある、というか自分の内側にあるという感じ。soulやR&Bでは、自分の心をなるべく開放して放電させていく感じだけれど、tribeでは逆に、心をピタっと静めて奥底へ分け入って行かなければならない感じ。笑わない。はしゃがない。ふざけない。私にとっては、この落ち着いて心を静める、という作業がかなり大変なのだ。普段の生活態度(?)からしてバタバタするのをやめて落ち着かないと、この静謐な世界に入るのに時間がかかってしまう。それもこれも、こと音楽に関しては興奮しやすい私の性格(習慣?)のせいか、と思っていたが、ここへきて、それはもしかしたら、そもそもこういう音楽があった時代と、今、私が暮らしている現代とでは、時間の流れ方のスピードが違うからなのかもしれない、とふと思い当たった。そう意識して考えてみたら、今まで苦手だったタイプの曲にも取り組みやすくなった。もちろん、個人差もあって時代のせいだけではないだろうけど、1日の時間をいくつもに区切って、あれやって、これやって、スタジオ行って、ハイ、歌おう、というせわしないリズムではダメ。特に、彼女の'50~'60年代の曲を歌う時にはそんな感じがする。もっとも、歌うとなったら座った途端にパッと集中できるようにならなくてはならないのだけれど。こうなると精神修養の世界だな。

 今回は6曲の新曲を投入。My Sweet LordとWhere Can I Go Without Youは、もう少し細かいところを詰める必要があるが、あとの4曲は初回にしては今回の方針でまずまず、といったところか。中でも、今回は、I'll Look Aroundに完全に取り憑かれてしまっている。詞の素晴らしさと相俟ってピアノも歌も何と魅力的な曲なんだろう。奥が深くて歌えば歌うほど虜になっている。何とか早くこの世界を完全にモノにしてみたい !  また、2ビートの曲を入れたくて選んだトラディショナル・ソングのLittle Liza Janeは、予想以上に楽しかった。原曲にはピアノは全く入っていないけれど、吉森さんのピアノは他の曲と並べてもそれとわからない程だ。毎度、感謝です。
 それにしても、自分がこんな曲を選曲するようになるとは思っていなかった。1年前のことを考えると信じられない思いである。I Loves You Porgyなども、最初に吉森さんが選曲してきた時には、何が良いのかよくわからなくて気が遠くなったぐらいなのに、今や、気がつくと何となく鼻歌で歌ってたりする。音楽の好き嫌いっていうのは、生理的・本能的であるようにみえて、実は案外と、“理解”というか“教養”っていうものの上に成り立ってるものなんだということは、tribeを始めてからつくづく感じるようになった。彼女の曲には相変わらず“よくわからない”曲もあるものの、そのうちにわかるようになるんだろう。ということで、これからさらに色々なタイプの曲を積極的に取り入れて、新しい世界をのぞいてみたいと思っている。

 tribeでは、彼女の音楽と自分たちの音楽がぶつかって苦しくなるまで、しばらくは、がっちりニーナ・シモン・トリビュートの道を進むつもりである。今回は、気の長~い旅の始まり。

※ ところで、まさに1年前、去年の2月に渋谷の「ツインズよしはし」でライブを行った時、すっかりそこのピアノに惚れ込んでしまった私たちだが、残念ながら続くライブは叶わないまま、お店は閉店してしまった。あのピアノの行方をずっと気にしていたのだが、何と、巡り巡って、このたび、吉森さんのところに無事養子縁組とあいなったのだ。思い続ければ叶うとはまさにこのことか。吉森さんったら、名前をつけちゃって毎日ラブラブ幸せらしい。 しかし、部屋にグランドピアノのある生活、っていうのも何だかすごいわね。おめでとう !!!!


I - 1. Backlash Blues,  2. I Loves You Porgy,  3. Everyone Gone To The Moon,  4. That's Him Over There,  5. Revolution,  6. Nobody's Fault But Mine,  7. I Want A Little Sugar In My Bowl,  8. Children Go Where I Send You
II - 1. Isn't It A Pity,  2. Seems I'm Never Tired Of Loving You,  3. I Love To Love,  4. Little Girl Blue,  5. My Sweet Lord,  6. Please Read Me,  7. Little Liza Jane,  8. Cotton Eyed Joe
III - 1. O-o-h Child,  2. My Baby Just Cares For Me,  3. Where Can I Go Without You,  4. Mr. Bojangles,  5. Marriage Is For Old Folks,  6. I'll Look Around,  7. Sunday In Savannah,  8. I Shall Be Released

personnel:
LEO(vo), 吉森信pf
2006/02/23(木) 04:58:18 | tribe | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |

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