Lady Soul LEO web
     ディープ・ソウル・シンガーLEOの web site   
LEO's Before & After
ディープ・ソウル・シンガーLEOのライブ・レポート
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |
1月14日(土) 《ちょっと静かなLEODUO》 Bright Brown


 お正月気分が抜けません。というより、気分は抜けたが身体が重い…。相変わらずのスロー・スターターであります。ということで、2006年もぼちぼち始めます。皆様、今年もよろしくお願い致します。

 さて、初ライブのLEODUO@ブライトブラウンは、秋口にバタバタしていてブッキングが遅れ、土曜日のライブになった。ここは、日曜日以外のライブは階下のお店への配慮から、あまり大きな音を出せないことになっている。ということで、この際、どうせなら今回はPAを使わずに「完全アンプラグド」のライブをしてみようか、と思いついた。再三書いているが、ブライトブラウンは、お店のハコ自体の“鳴り”が抜群に良く、響きが気持ちの良いスペースなので、皆さんにも生の音を聴いていただきたくなったのだ。すばらしい思いつきなように思えて、年末から一人でウキウキしていたのだが、よく考えてみると、お客様が入った状態での生音の響きは経験したことがないので、いざ日が迫ってきたら弱気になってきた。果たして今の状態で、生音で細かいニュアンスまで表現しきれるか ? 結局、昨日スタジオで色んな曲をチェックした結果、全曲は無理、という判断に。ただし、小さいコーナーを作って試験的に演ってみることにします。良い感じなら今後もやるし、ダメならこれ1回こっきり、ということで。
 PA通さずに、ということを思いついたもう1つの理由は、最近の私の歌の変化。歌で“空間”を作るために、PAを基礎に、ボーカル・エフェクターやマイクの種類や使い方を研究(?)しているうちに、良くも悪くも歌い方がちょっと変わってきた。少しゴージャス過ぎ、というか歌が広がりすぎてるんではないだろうか。ここは、年が変わることでもあるし、ひとつ、初心に戻ってみようかな、と。若い頃、リハをするにもスタジオ代を惜しんで公園などでガァガァ歌っていた頃の歌に戻ってみたいのだ。ということで、選曲も久し振りにBarbara Lynn、Irma Thomasといった人たちのシンプルな小曲を何曲か。とはいえ、いつものLEODUOを待っていて下さる方々も多いと思うので、その他はいつもどおり(ただしちょっと静かに)お届けします。 (2006.1.9)





 ひゃ~。疲れた。何だかすごく疲れた。いつもより少し静かにやる、ということと、今回考えたいくつかの課題と、その他もろもろ、ちょっと気持ちの乱れることもあったりして、今年初のLEODUOはいつもにもまして、ドサクサな場面が多かった。といっても、いつも言ってることだが、この程度の乱高下はLEODUOでは想定の範囲内、アベレージの範囲内ではある。もともとがガラクタなデュオなもので。
 今回は、まず、“ちょっと静かな”という課題に向けて、Before でも書いたように、アンプラグド・コーナーを企画、シンプルなR&Bとして、これまでも歌っていた Irma Thomas の I'm Gonna Cry に加えて、Wish Someone Would Care と Time Is On My Side を新たに投入。同じ流れで、ギリギリまでアンプラグドでやるか迷ったが、Barbara Lynn の Give Me A Break。そして、Iko Iko。
 今回は、いつも遊びに来てくれるブルースマンたちが、自分たちのライブと重なり来られないというので、彼ら目当てのブルース系の曲は次回に延期。またグルーヴでゴリゴリ押す曲については、クールな感じでやることを約束して、I Gotcha と It's Your Thing をピックアップ。誰でも知っていて一緒に歌えそうな曲としては、Let's Stay Together や Turn Your Lights Down Low とアヤマチさんの歌コーナーの I'm Your Puppet 、 You've Really Got A Hold On Me。
 そして、残りの曲は、今回LEODUO初参加、しかもどっぷりソウル・マニアの方々のご来場の予告を受けていたので、思いきって、ソウルの曲の中でも、普通ギター1本では誰もやらないだろー、というタイプの曲で埋めてみた。つまり、まんべんなく音をカバーできるバンドとは違う条件でソウルの曲を取上げる際に、最低限大切なこととして、私たちが何を盛り込みたいと思っているか、というのを、ソウル好きな方たちに聴いてみていただきたかったのである。LEODUOで、ギター1本という形ながら敢えて“大型の”ソウルの曲に挑戦するのは、soul musicをつきつめていった時、枝葉を捨てていって最後に残る一番大切な核は何なのか、を私自身が知りたいからである。まだまだsoulのヒミツを知りたくてたまらず、その試行錯誤は途中。永遠に続くんだろうけど。

 LEODUOでは、事前にいだいたリクエストにはなるべくお答えすることにしているし、ご来場予告があった方のことを念頭において選曲することが多い。あんまり気にしないで選曲して下さい、とも言われるけど、せっかくなら聴きに来ていただいた方が好きな曲をお届けしたいから。そうはいっても、ファンにとっては“自分が好きな曲”のイメージっていうのは大切なものだから、場合によっては、『ぐぁぁぁーッ、オレ(アタシ)の好きな曲をこんな風にしくさって… ! 』なんて、怒られる可能性だってあるわけで、微妙なところではある。わりと強引な解釈してる曲もあるからなぁ。(まぁ、叱られたとしても、ガッカリするだけで、やめるわけじゃないんだが)。ということで、来ていただける方のためにと曲を選んでいるつもりではあるものの、特に初めてのお客様が多い場合には、実は、内心、戦々恐々なのだ。今回も、Ain't That A Grooveで、『し、しまった。ミスターJBが客席にいる ! 』などと、一瞬ひるんでしまったりして。とはいえ、ソウルの曲については、ライブ後、何人かの方からメールで好評な反応をいただき一安心、勇気百倍である。その他、Time Is On My Side、Iko Iko、Turn Your Lights Down Low、など初参加の皆さんにも歌っていただけてよかった。

 さて、メイン課題のアンプラグド・コーナー。発想としてはいいが、もう少し詰める必要がある、というところか。しかし、終演後にも声をかけていただいたが、私のナマの声、というのは、ほとんどの方には初めてだったと思うし、少なくとも、それを聴いていただけたのはよかったと思う。個々の曲の響きも、そんなに悪くはなかったという感触。ここらへんの曲は、実は私の気持ちとしては、今回に限らずマイクを通さずに歌った方がしっくりくるタイプの曲である。マイクを通すと曲に艶が付きすぎる気がするのだ。だから、その点ではアンプラグドは正解。
 で、何が良くなかったかというと、マイクを使う曲との対比からステージの流れに違和感があって1つのストーリーにまとまらず、気持ちがバタバタしてしまったということ(あくまでも私個人の気持ちの問題なんですが)。自分で決めた曲順ながら、まずは置き場所が失敗だった。マイクのあるなしで、自分の歌に向かう気持ちにここまで差がでるとは予想していなかった。でもまぁ今回はそれが発見できたことを大収穫として、今後もこの方向はゆっくり考えてみたい。

 そして、今回の予期せぬハプニングは、ブライト・ブラウンのアイドル、5歳になったばかりの鈴木小太郎君の参加。これまでも、Iko Ikoの時に小太郎君が客席で興奮しているのはたびたび目撃していたので、今回も小太郎君が見に来るなら演ろうとは思っていたのだが、開演前にふと見ると、カウンターにちょこんと座った小太郎君は、すでにお母さんにプリントアウトしてもらったIko Ikoの歌詞カード(英語!!)をじっと見つめて予習していた…。「む。今日はやる気だな」、と私もちょっと気合い入る。さて、第1部でこの曲を歌った時はいつもどおり、客席でご機嫌よくマイ・マラカスを振っていただけだったが、アンコールでアヤマチさんが席を外した時、もう一度ちょっとアカペラで歌ってみたら、ととととと…とステージにやってきて、ついに私の横で一緒に歌ってくれたのである。舌もよく回らない可愛い声で、『ヘナ、ヘナ、…ジャコモフィナネ ! 』…ブラボー !!!! さらにその後のIt's Your Thing(事前の約束はどこへやら、音がデカかった ! )では興奮しまくって、客席の立派にオトナな男性と一緒に、気が狂ったように踊りまくっていた。その2人の対比がまた絶妙。
 これまでも、お子様連れのお客様があることは時々あって、そういう時の子供たちの反応というのは私にはとても興味があるところである。 これまでお子様たちに評判の良かった(?)曲は、他にジャクソン5の I'll Be There や Stevie Wonder の I Just Call to Say I Love You など。彼らが反応するのは歌詞ではないことは明らかなので、曲のリズムなのか、メロディーなのか、声のトーンなのか、 一体、何に反応しているんだろう ?  どっちにしても、私たちが好きな曲を同じようにこんな小さな子供たちも楽しんでくれる、というのは無性にうれしい。別に次世代の人たちにも…なんて大げさなことは考えたことはないんだけど。
 ということで、音楽の送り手として責任ある私がこんなことを言うのも情けない話ではあるが、今回のライブの一番の思い出は、アンプラグドその他の試みなんかのことではなく、小太郎の Iko Iko で決まり。しかし、この小太郎君、何とライブの帰り道、お母さんに、『とっても楽しかったぁ!でも、ちゃんと歌えなかったから、褒めないでね。』 とのたまわったそうな。 褒めないでね …5歳にして何という求道者。おそるべし !!!!


I-1. Oh Me Oh My,  2. Let's Stay Together,  3. Wish Someone Would Care,  4. I'm Gonna Cry,  5. Iko Iko,  6. Time Is On My Side,  7. Help Me Make It Through The Night,  8. Turn Your Lights Down Low,  9. I Gotcha
II-1. Ain't That A Groove,  2. I'm Your Puppet,  3. You've Really Got A Hold On Me,  4. Personally,  5. Dark End Of The Street,  6. Don't Wait Too Long,  7. Cry To Me,  8. His Eye Is On the Sparrow
//E.-1. Iko Iko (* with 鈴木小太郎),  2. It's Your Thing,  3. Give Me A Break 

personnel:
LEO(vo), 小堀(正)誤g
2006/01/17(火) 04:52:49 | LEODUO | Trackback(-) Comment(-) TOP▲ |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。